Question

妻が自殺してとてもつらい

妻は4年前から、うつ病でメンタルクリニックに通院し、1年間の休職後、職場復帰して半年後に再度、症状が悪化。仕事をやめて休むようにすすめ、本人も納得して退職願いを出す前日に自殺しました。うつ病の発症後は注意をしてきたものの、妻を助けられなかった自分が許せません。何もしてやれなかった自分に妻が絶望したとばかり考え、眠れず、何もする気が起きません。妻の親も周りも、誰も私を責めず、それがなおさらつらく、孤独です。どうしたらよいのかわかりません。

男性/50代

2022/07/12

Answer

これまで奥様をいちばん近いところで支えていた様子が伝わってきます。大切に思い、接してきたぶん、その悲しみやつらさは計りしれないほど深いと思います。事実を受け止めるのは、並大抵のことではありません。不幸の直後はショックが大きく、受け入れられない、信じられないという感情から、一時的に感情が麻痺し、茫然自失の状態となります。


その後、少し時間の余裕も出てきた頃から、一気に悲しみや怒り、不安といった気持ちが押し寄せ、感情が高ぶり、泣いたり、怒りっぽくなったり、自分を責めたりと気持ちが不安定になります。それから、心身ともに疲れ果て、何もやる気が起こらず気分も晴れない時期を経て、ゆっくりと「それでも何とか生きていこう」と自分の人生を見つめ直すことができるといった経過を、行きつ戻りつしながらたどっていくことが多いといわれています。


また、自死の場合は防ぐことができたようにみえることも多いため、残された側が自分を責める傾向があります。ただ、それはあくまでも、あとから考えたときにそうみえるだけで、周囲の人が悪いわけではありません。自死を考えている人は誰にもサインを悟られないようにすることもあり、専門家でも止められないことがあります。決して、助けられなかったことが悪いということはありません。


相談者は今、悲しみから回復過程のいちばんつらい時期にいると思います。ゆっくり悲しみに浸り、受け入れることが大切です。しかし、無理をしないように自分を大切にしてください。深い悲しみやつらさは、1人で抱えきれないこともあり、孤独感が強まってしまう可能性があります。

心許せる人につらい気持ちを吐き出して、受け止めてもらうことも大切です。もし身近な人に話しにくいような場合は、医師やカウンセラーなど、こころの専門家の力を借り、サポートをしてもらいながら気持ちの整理をしていってください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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