Question

乳がん治療での乳房再建は保険治療が可能?

乳がん治療にあたって、人工乳房を用いた乳房再建術は保険治療ができますか?

女性/30代

2022/06/27

Answer

乳房再建術には、自家組織移植法と人工乳房を使う方法があります。以前は健康保険が使えたのは、自家組織移植法のみでしたが、2013年7月以降は乳がん全摘手術後の乳房再建に人工乳房を使うケースでも保険治療ができるようになっています。保険適用の乳房再建術は、乳がん切除と同時に皮膚を膨らませるための器具(皮膚拡張器:エクスパンダー)を留置し、数カ月後にシリコンでできた人工乳房と入れ替える方法です。それにともなう手術、麻酔などの費用にも保険が使えます。


また、治療に使用する皮膚拡張器は、しずく型で自然な乳房の形に近く、感染の危険性の低い最新型が承認されました。ただ、承認された人工乳房は、おもに豊胸術などに使われてきた「旧型の柔らかい円形タイプ」です。実際の乳房に形の近い「しずく型」の人工乳房は、現在承認申請中ですが、承認の目途は立っていない状況です。保険承認となった際に製品が安全に使われるよう、国により厳しい安全基準、施設基準、手術ができる医師の基準が設けられ、講習会の受講や症例の登録、術後長期にわたる追跡調査も義務づけられました。そのため、実施可能な医療機関の数は限られています。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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