子どもが結婚した寂しさを埋めるには?

娘が結婚して半年余りが経ちました。夫婦だけの生活になり、寂しさが募ります。寂しさを埋めるには、どうしたらよいでしょうか? やる気も出ず、元気を取り戻したいです。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
今の寂しい気持ちにふたをせずに、さびしいと感じている自分を認めて受け入れてあげましょう。そして、寂しい気持ちに思う存分ひたる時間をたくさんとってください。家族や親しい友人などに、気持ちを聞いてもらうのもよいでしょう。また、これまで娘さんを育ててきた自分をねぎらうことも、忘れないでくださいね。
今は、子どもが結婚したことで、自分の役割が終わってしまったように感じているかもしれません。しかし、ここから新たな出発を迎えるのだと思います。これからは、自分を軸にして日々の過ごし方を考えてみるものよいかもしれません。自分の時間を充実させることが寂しさを埋める一歩につながり、今は、これからの人生の過ごし方を考える転換期なのではないでしょうか。
とはいえ、自分の時間を充実させるには何をすればよいのかわからない場合は、以前に興味を持っていたことや好きだったことをふり返ってみるのも1つです。気になっていたけれど、なかなかできなかったものにトライしてみるのもよいでしょう。習い事や趣味のサークルの1日体験などに足を運び、イメージを膨らませたり、市区町村にあるセンターや公民館などに用意されている、さまざまなプログラムに参加してみるのもおすすめです。
新たな場所に足を運ぶと、新たな発見や出会いも生まれやすくなります。そのなかには、同じような状況にある人もいるかもしれません。同じ状況にある人と気持ちを共感し合うことで、つらい気持ちが楽になることもあります。家にいるだけでは悶々と考えてしまい、寂しさや喪失感を強く感じやすくなるので、まずは少しずつ動いてみましょう。
ただ、寂しさが募り食欲がわかない、睡眠もとれないなど、日常生活に支障が生じている場合は、注意が必要です。自分の力だけでは気力を取り戻せないこともあるので、その場合はメンタルクリニックなどで現状を相談してくださいね。


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