Question

寝言をとめる方法は?

睡眠中によく寝言を言うと妻に指摘されました。自分では寝言の内容がわからないのですが、決してよい内容のものではないそうです。寝言をとめる方法はありますか?

男性/30代

2022/06/11

Answer

睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。レム睡眠は、脳が活性化し、自律神経の働きが高まっている状態ですが、ノンレム睡眠は、脳が沈静化し、自律神経の働きが低くなっています。通常、夜間睡眠では深いノンレム睡眠(徐波睡眠、ステージ3、4)を経過したあとにレム睡眠が出現します。ノンレム-レム睡眠周期は90~120分で、朝方になるにしたがってレム睡眠の持続が長くなり、一夜の睡眠全体では約20%を占めます。夢をみる、寝言などは、レム睡眠のとき起こるといわれています。


寝言は、寝ている間に何らかの言葉を発し、そのことを覚えていないなど自覚していないものをいい、生理的なものと何らかの病気が潜んでいるものがあります。生理的なものでは、強いストレスを受けることにより、一時的に悪夢や寝言が起こることがあります。その場合の寝言は、感情が強く反映していることが多いです。そのほか、感情の豊かな中高年男性にみられる寝言があり、夢の内容と同じ寝言や異常行動を伴うようなこともあります。中高年にみられる睡眠時無呼吸症候群において、うめき声などが出ることがありますが、通常、感情表現がなく、何を話しているのかわからないことが多いです。


日常のストレスに加え、緊張感や不安、またパソコンやスマートフォンなどからの光の刺激で、本来分泌されるはずのメラトニンという睡眠物質が出にくくなると、睡眠の質が低下します。メラトニンの分泌を促進し、緊張感や不安を緩和し、睡眠の質を高めていくためにできる対策は以下のとおりです。

●寝る直前までのゲーム、テレビなどはできるだけ避ける。できれば寝る2時間前までにはやめて、リラックスすることが大切

●夜更かしは避け、毎日できるだけ同じ時間に就寝して、生活のリズムを整える

●入浴ではゆっくりぬるめの湯につかって体を温めたり、アロマを利用したり、心がリラックスできるように工夫する

●アルコールやカフェインなどは控える


生活スタイルを見直すのと同時に、寝言が感情的な内容の寝言かどうか、無呼吸を伴うか、悪夢や異常行動があるか、強いストレスはあるかなどをパートナーや家族にも協力してもらい、観察してみることが大切です。生理的な寝言であれば、自然に消失することもあり、一般的に治療の必要はありませんが、病気が懸念される場合には治療によって改善するので、睡眠外来などのある病院で相談してみましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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