大腸内視鏡検査の流れは？

大腸内視鏡検査の一般的な流れを紹介します。ただし、医療機関によって多少の違いがあるので、実際に検査を受ける医療機関に確認されることをおすすめします。

検査の当日は、医師の診察後、経口腸管洗浄剤を飲み、腸が十分に洗浄されたことを確認します。確認が終わったら、検査着に着替え、検査室に入ります。このとき、緊張を和らげる薬や痛み止め薬を注射する場合があります。 検査台の上で横になり、おなかに力を入れずに楽にします。内視鏡検査がはじまると、検査中は体の向きを変えたり、おなかを圧迫したりすることがあります。内視鏡を挿入している時間は個人差がありますが、15分前後が目安です。

●検査後の注意事項

・検査後しばらくは病院で休む

・おなかが張るのでガスは我慢せずに出す

・水を少し飲んで気分が悪くならなければ、食事をしてもよい

・組織やポリープをとった場合、食事は医師の指示に従う

・検査後、便に少量の血が混じっていても心配ないが、出血量が多い、出血がなかなか止まらない、痛みが続くなどの症状がある場合はすぐ病院に連絡する

・検査当日は、激しい運動や長時間の入浴は避ける。シャワー程度ならよいと考えられるものの、担当医の指示に従う

・検査日は車の運転を控える