にんじんはビタミンCを壊す?

2021/12/21
にんじんにはビタミンCを壊す成分が入っていると聞きました。本当ですか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
にんじんには、アスコルビン酸酸化酵素(アスコルビナーゼ)が含まれています。この酵素には、還元型ビタミンCを酸化型ビタミンCに変化させる性質があり、還元型から酸化型に変化すると、その効力が減ると考えられていました。そのため、にんじんはビタミンCを壊すといわれていたのです。
しかし現在では、還元型も酸化型も、体内での効力はほぼ同じと考えられています。したがって、にんじんは、ビタミンCを還元型から酸化型にする働きをしても、ビタミンC自体を壊すわけではないのです。
これにより、以前は、還元型ビタミンCの含有量だけを載せていた日本食品標準成分表にも、現在は、還元型に酸化型を合わせた合計値(総ビタミンC量)が掲載されています。


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