子どもが発熱時にエアコンをつけてもよいか

あまり決定的な答えはありません。常識的に考える以外にないでしょう。まず、寒い季節に暖房運転する場合、エアコンは室内の空気をよごさずにあたためることができるのはよい点です。排気が室内に放出される石油やガスストーブよりも、換気は少なくてすみます。ただし、空気をあたためるだけだと必ず空気は乾燥しますので、かぜや呼吸器の感染症ではとくに加湿器が必要です。発熱時には体をあたためすぎないよう、成人が快適と感じる温度よりも室温を上げないようにしましょう。夏場に冷房運転する場合、冷たい風をからだにあてて手足を冷たくしてしまうようなことを避ければ、暑すぎる部屋の中で汗をかかせているよりもよいことだと思います。ただし、悪寒のためにふるえているようなら、それが終わるまでは冷房は切りましょう。エアコンがあるなら、それをじょうずに使って室温をこまめに調節してあげてください。もちろん、エアコンはよく掃除してほこりやカビが吹き出さないようにしておきましょう。