下痢が続くときの食事

2021/12/21
下痢が続いているとき、食事はどんなことに気をつけたらよいでしょうか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
下痢をしているときは、腸に負担をかけない食事を心がけることが基本です。消化のよくないもの、腸の粘膜を刺激するものは控えましょう。
控えたい食品としては、冷たいもの、脂っこいもの、香辛料を多く使った食品や料理、アルコール、カフェインを含む飲料、炭酸飲料などの嗜好飲料、食物繊維が多い食品などがあげられます。これらは、下痢がおさまるまで控えてください。
下痢の症状が激しいとき、絶食が必要な場合もありますが、食事がとれる状態であれば、症状や体力回復のため、栄養補給をすることが大切です。脂肪や食物繊維が多いものは避け、消化のよいものを中心に食べましょう。主食は、おかゆ、うどんなどがおすすめです。たんぱく質食品は、脂肪の少ない白身魚、豆腐、卵などでとります。野菜は、ほうれん草の葉先やにんじん、かぼちゃなどがよいでしょう。調理は細かく刻んだり、やわらかく煮込んだりして、ゆっくりとよく噛んで食べることがポイントです。
また1回の食事量を少なめにして、回数を増やすことも、下痢解消のためによい方法です。水分補給も忘れないようにしましょう。


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