Question

お酒を飲んで顔が赤くなる仕組み

お酒を飲むと、すぐに顔が赤くなります。なぜですか。

女性/40代

2021/12/21

Answer

体内に入ったアルコールは肝臓で分解され、有害物質のアセトアルデヒドという成分が発生します。私たちは体の中には、このアセトアルデヒドを分解する2型アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)を持っています。


しかし、ALDH2の働きが悪い、あるいはほとんど働かない場合、アセトアルデヒドが体に急激にたまって、顔面紅潮、嘔気、動悸、頭痛、眠気といったフラッシング反応が起こります。アドレナリンの増加などが関係していると考えられていますが、この仕組みはまだ十分に解明されていません。


飲酒で顔が赤くなる人は、ALDH2の働きが弱いことが考えられます。日本人の約4割がこの体質を持っているといわれています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

アルコール

関連する病気

本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。