お酒が強い人と弱い人の違い

お酒が強い人、弱い人の違いは、遺伝による生まれつきの体質によるものが多いです。

私たちは、体内に、お酒のアルコールを分解するために必要なアセトアルデヒド脱水素酵素（ALDH）を持っています。この酵素には、１型と２型があり、主にアルコールの分解にかかわっているのは２型アセトアルデヒド脱水素酵素（ALDH2）です。

このALDH2の働きが悪い、あるいはほとんど働かないのが、お酒が弱いといわれるタイプです。日本人の約４割は、ALDH2の働きが悪い体質を持っているといわれています。