最愛の母が突然死。立ち直る自信がない
先日最愛の母が突然死。さびしくて、かわいそうで毎日、人と会わないときは思い出しては泣いています。立ち直る自信がありません。どうしたらいいでしょうか?

男性/50代
2022/01/28
お母様を亡くされ、悲しみが深く、身動きが取れなくなっているのですね。1人のときは、お母様のことを思い出して泣く日々がつづいているとのこと。こころの支えを失ったような、道しるべを見失ったような虚しさが湧いておられるのでしょう。
あなたは、これまでに経験したことのない感情の波に揺さぶられているのかもしれません。こんなに悲しんでいるのに、自分の周囲はいつもと変わらず時計が進み、日常が過ぎていくことに、違和感すら覚えることもあるのでしょう。取り残されたような焦りの気持ちも出る可能性があります。
急に大切なお母様が亡くなられたのですから、混乱し、立ち直る自信がなくなるのは当然のことです。きっとあなたはお母様に色々なことを相談なさり、よい関係を築いて来られたのだと思います。
また、お母様のことを、ご自分の一部とさえ考えておられたのかもしれません。愛しい大切な存在だったからこそ、これほどまでに落ち込むのではないでしょうか。
どうしたらよいかと悩んでおられますが、まずはご自身の悲しみをしっかり受け止め、認めてあげてください。突然逝かれたお母様の無念を思えば、かわいそうだと感じるのは当然ですし、あなたにさびしいと思う感情が湧くのも自然なことです。
たくさん泣いてよいのだ、悲しんでよいのだとご自分に言い聞かせ、たくさん悲しんでください。そして1人のときは、声を出して思い切り泣いてみましょう。
思いを吐き出すことも大事です。遠慮せず、だれかにつらい思いを打ち明けてみてください。思いを言葉にすると、気持ちの整理がつくことが多いものです。
人に話すのが恥ずかしかったり、難しかったりする場合には、今のお気持ちをパソコンに入力したり、紙に書いたりするとよいでしょう。お母様との大切な思い出や、お母様に語りかけたいことなど何でも綴ってみてください。そして何度も読み返してみましょう。
また、体調を注意深く見守ることも忘れないでください。お気持ちが不安定になりますと、どうしても体調管理がおろそかになりがちです。お食事や睡眠を規則正しく十分に確保することを心がけていただければと思います。
そして、からだを動かすことは気持ちのリフレッシュに役立ちます。外の空気を浴びて軽く汗を流すことや、美術展などに行ってみるのもよいでしょう。焦らずに、少しずつ無理のない範囲で試してみてくださいね。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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