Question

あらゆることが不安になり、確認をくり返す

いろいろなことが不安になり、確認行為をしてしまいます。ドアの鍵を何度も確認したり、財布やバッグの中身がちゃんとあるか、洋服のボタンや縫い目なども気になります。次から次へと不安が表れ、そのたびに大丈夫か確認してしまいます。病気になって死んだらどうしようなど、実際に起きていないことでも不安になります。また、人の視線や言動も気になります。薬などで、症状は軽減できるのでしょうか?

女性/40代

2022/01/28

Answer

外出時にドアの鍵を確認したり、財布やバックの中身があるか、洋服がほつれていないかなど、いろいろなことが不安になり、そのたびに大丈夫かどうか確認せずにはいられないのですね。それだけではなく、人の視線や言動が気になったり、実際には起きていない、起きるはずがないことが心配になったりすることもあるとのこと。あらゆることに敏感になり、不安で苦しいご様子が伝わってきます。


戸締りや、忘れ物や落し物をしていないかなど、確認すること自体は誰もが行うことで、おかしなことではありません。しかし、何度も確認するため出かけられない、戻ってきてしまうなど、日常生活に支障が出てくると困ってしまいますね。また、人間は社会のなかで生活する生き物ですから、ある程度は周囲の人のことを気にする必要もありますが、気になりすぎたり、怖く感じたりすると、人の多いところへ行けないなど、生活に支障が生じるかもしれません。


不安感には個人差もあり、はっきりとは言えませんが、今まで気にならなかったのに急に不安が強くなったのであれば、環境の変化やストレスなどが影響している可能性もあります。あなたの日常で、緊張や不安を感じやすい状況や、余裕がなく追い詰められた気持ちになるような状況はありませんか? もし思い当たることがあり、それが対処や改善ができそうなものであれば、まずそれに取り組むことで、不安や確認行為が軽減される可能性もあります。


しかし、ご自身の取り組みや工夫では不安や確認行為が軽減されず、生活への支障がつづくのであれば、メンタルクリニックなどで相談されてはいかがでしょうか? 現在の状況について専門医とよく相談し、服薬や対処方法のアドバイスを得るようにしましょう。場合によっては、服薬治療とカウンセリングを併用することもありますので、どのような治療方法がご自身に合っているか、医師とよく話し合ってください。つらい状況を1人で抱えずに、専門家のサポートを受けるようにしてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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