Question

運動は〇分以上しないと効果なし?

運動をするためのまとまった時間をとることができません。「運動をするなら〇分以上」などと聞いたことがありますが、運動はある程度まとまった時間継続しないと、効果がないのでしょうか。

男性/50代

2021/12/21

Answer

運動には、生活習慣病になるのを予防したり、生活習慣病を起因とした死亡や将来的に生活機能が低下するリスクを減らしたりする効果があります。


「運動は20分以上継続しなければ効果がない。20分以上行わないと脂肪が燃焼してこない」などといわれることがありますが、近年の研究では、短時間の運動の積み重ねでも運動効果があることが明らかになっています。30分の運動を1日1回行なっても10分の運動を3回に分けて行なっても、減量効果に差はないことが報告されているのです。


同じ強さの運動であれば、その効果は運動した合計時間に比例すると考えられています。運動のためにまとまった時間がとれなくても、自分のライフスタイルに合わせて、短時間でも毎日運動するようにしましょう。


また、特別な運動ではなく、家事などの日常活動を積極的にすることも、肥満予防につながることがわかっています。できるだけ座っている時間を減らし、こまめにからだを動かすようにすることをお勧めします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

運動
有酸素運動
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。