Question

相手の顔色が気になり、断れずに無理してしまう

人に何か頼まれると、いろいろ考えてしまい、結局、引き受けてしまいます。相手に嫌な人だと思われるのが怖くて断れません。先日もバレーボールに誘われて断れず……。本当は全身痛で大変なな状態だったのですが、言い出せませんでした。相手の顔色ばかり気にするのは、よくないとわかっているのですが、気にしてしまいます。どうすればよくなりますか?

女性/20代

2022/01/28

Answer

誰かに何かを頼まれたとき、断るのには勇気がいりますよね。あなたのように、相手の気持ちやその後への影響などを考え、断りたくても断れないという人は、少なくないと思います。


断ると相手に嫌な人と思われるのでは、という不安があるようですが、まずはこの考え方を変えてみてはいかがでしょうか? 確かに相手から断られると、断られたほうは落胆したり、残念な気持ちになったりすると思いますが、そのことだけで相手の印象が決まってしまうわけではないはずです。その人の印象を左右するのは、断るか引き受けるかという答えの部分ではなく、対応の仕方にあるのではないでしょうか? 断り方を工夫することで、悪い印象を与えにくくすることはできると思います。


一般的に、人は初めに肯定的な言葉を聞いたほうが、その後の内容を受け入れやすくなると言われています。例えば何かに誘われた場合には、まずは誘ってくれたことに対して、感謝やうれしい気持ちなどを伝えるとよいでしょう。その後に、今回は参加できないこと、せっかく誘ってくれたのに申し訳ない気持ちなどを、伝えてみてはいかがでしょうか?


また、相手からの誘い自体が嫌でない場合には、「今回は行けないけれど、また別の機会には行けたらよいと思っている」など、前向きな気持ちも添えられるとよりよいでしょう。もし、それが「何かを頼まれた」という場合は、「すべてを引き受けるのはむずかしいけれど、この部分なら引き受けられる」など、できる部分をこちらから提案するのも、誠実な態度が伝わります。このように、肯定→否定→肯定の順序で話すことにより、拒否の印象を和らげることができると思います。


こういった伝え方は、経験を積み重ねるなかで、少しずつ上達すると思われますが、慣れないうちは、練習をするとよいかもしれません。何かを頼まれた場面を想像し、そのときにどう答えるか、具体的にセリフにして声に出してみるのもよいでしょう。そうすることで、実際の場面でも対応しやすくなると思います。


「相手の顔色を気にする」というとあまりよくないことのようですが、言い換えれば、「相手の気持ちに配慮しようとしている」ことなのではないでしょうか? それ自体は決して悪いことではないので、配慮の仕方を少し変えていけばよいのだと思います。


あなたが嫌々ながら引き受けて、つらい思いをしているとしたら、頼んだ相手もよい気持ちはしないでしょう。逆にあなたが頼む側であった場合でも、「つらい思いまでして、引き受けてはほしくない」と思いませんか? 後でそのことを知ったとしたら、とても申し訳ない気持ちになりますよね。ですから、そういうときにはていねいに断るほうが、かえって相手の気持ちを思いやることにつながると思います。


このように少し考え方を変えながら、上手な断り方を身につけていけるとよいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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