Question

病気の隠ぺいや金銭的に頼ってくる義妹

義理の妹に関する相談です。両親と私と同居して半年、現在統合失調症で入院中です。結婚前からの病気で、本人は治っていると言っていましたが、実際は本人の判断で服薬せず、通院もしていない状態でした。交通事故を起こし、とがめられて家を出た先で保護されての入院です。無職で実家との折り合いが悪く、金銭的に私たちを頼るので、このままでは家族とも倒れです。離婚話もありましたが、バセドウ病をも併発。「面倒をみるのは義理の親のつとめ」と勝手な主張をくり返しています。この女性とどう向き合って行ったらいいのでしょうか?

女性/40代

2022/01/28

Answer

義理の妹さんとの関係に悩んでいるのですね。「家族とも倒れ」という言葉に、深刻な状況が伝わってきました。「離婚話も出ていた」とあり、あなたとしては弟夫婦の今後も気になっているのかもしれません。ただ今回は、離婚せずに夫婦関係を続けていくという前提のもと、考えていきましょう。


基本的に、彼女の問題は、まずは夫である弟さんが考えるべきことだと思いますが、文面からは、弟さんの考えやこれまでの対応があまり見えないことが気にかかりました。あなたとしては、義理の妹の問題と捉えているかもしれませんが、弟夫婦の問題として捉えたほうが、状況や課題を整理しやすいと思います。弟さんとは、これまで十分に話し合いができていますか? 今後について考えるためにも、弟さんとはしっかりと話し合い、お互いの思いや意見を理解し合うことが大切です。

「金銭的にも私たちに頼りっぱなし」という部分の私たちとは、弟さんではなく、あなたやご両親と読み取れますが、その場合、彼女だけでなく弟さんにも問題があるように思います。弟さんは彼女と結婚して新しい家庭を築いたのですから、本来であれば夫婦で協力し合って生活していくべきです。何らかの事情でそれが難しく、あなたやご両親に頼っているとしたら、弟さんとも今後の経済面についてよく話し合う必要があるでしょう。


弟夫婦が経済的に自立できないやむを得ない事情があったとしても、あなたやご両親が自分たちの生活を削ってでも、弟夫婦の面倒を見る必要はないはずです。経済的な援助に限界があるときには、そのことをしっかりと弟夫婦に伝え、どのような方法があるかを一緒に考えることをおすすめします。


こういった問題に対する社会的なサポートもありますので、扶養義務の範囲や弟夫婦が利用できる公的な制度について調べてみることをおすすめします。弟夫婦とも話し合ったうえで、市区町村の窓口や福祉事務所などに一度相談してはいかがでしょうか? 弟夫婦が相談を拒むときは、まずはあなたとご両親だけで相談に行ってもよいと思います。彼女が入院している病院にソーシャルワーカー(もしくはケースワーカー)がいる場合、このような相談に専門的に対応してもらえます。利用できる制度や資源の情報提供や、必要なアドバイスが得られるでしょう。


彼女の病気に関しても、基本的には弟さんが主体となってサポートするのが望ましいでしょう。退院後も通院や服薬が中断しないよう気を配ったり、病状について主治医と相談することが大切です。まずは弟さんが彼女としっかりと向き合う必要がありますので、あなたやご両親は可能な範囲でそれをサポートするのが望ましいと思います。彼女への対応で困るときは、ご本人の了承を得たうえで、主治医にアドバイスをもらうのもよいでしょう。

彼女の入院が、弟夫婦とのこれからについて話し合うきっかけとなるとよいですね。家族だけで抱え込まずに、病院や地域・行政の専門家などとも相談しながら、それぞれにとって望ましい方法を探っていってください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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