Question

うつ休職後に転職したが、つい休んでしまう

約9年前からうつ状態で通院、服薬をしています。うつ状態の原因となった職場を昨年退職し、かなり改善されました。半年の間を空けて、新たな職場に勤め始めました。環境がよく、ストレスもたまらないように思っています。しかし、朝の調子が悪く、おっくうになったり気力が落ちたり、もう少し寝ていたいという気持ちになったりと、つい理由を探して休んでしまうことがあります。うつ状態は完治してはいないと思いますが、何かよい方法はないでしょうか?

男性/40代

2022/01/28

Answer

退職とは、とても勇気のいる大きな決断だったと思います。環境が変わる不安や、次の仕事に対するプレッシャーなどもあったことでしょう。しかし、それが功を奏して、症状が改善され、新しい職場もよい環境に恵まれたとのこと、よかったですね。


うつ状態は一直線に改善していくわけではなく、よくなったり、少し後戻りしたりという波をくり返しながら、少しずつ回復に向かうことも多いため、症状とうまく付き合っていくことが大切です。


ご相談者は現在も通院、服薬をしながら治療を続けているということですね。その場合、まずは主治医に、気になる症状について伝え、対応策を相談することが大切です。患者さんの病状や、治療の段階などによって、うつ状態の症状が出たときの対応方法は違ってくる場合があるためです。


症状があるときに体調を優先して休息をとったほうがよいのか、少しがんばってでも出勤するなど体を動かしたほうがよいのかを、ご自身だけで判断するのはむずかしいことです。どのような方法をとるのが一番よいのかを、ぜひ主治医に相談してください。


それを踏まえたうえで、ご自身でもできることがないか一緒に考えてみたいと思います。ご相談者は、少し体調が悪く休んでしまうこともあるようですが、そうでないときには、休まずに出勤できているのですね。朝の調子が悪いとき、休んでしまうときと、そうでないときにはどのような違いがあるのでしょうか。


例えば、睡眠不足や仕事の忙しさ、ストレスなどが影響している、月曜日など休み明けがとくに憂うつに感じる、天候の影響を受けるなど、人によって体調を崩すきっかけはさまざまです。あなたにとって、何がきっかけとなっているのかを考えてみてはいかがでしょうか。


もちろんきっかけがわかれば、必ず予防できるというわけではありませんが、自分の体調のリズムやパターンを知ることは大切です。一般的に、うつ症状には波があることが多いため、自分の症状の波を把握することで、生活の仕方を工夫することはできるでしょう。


また、ご相談者はまだ転職して間もない時期ですので、よい環境であったとしても新しい仕事や人間関係に慣れるまでは、知らず知らずのうちに疲れやストレスがたまることはあると思います。長く勤務を続けるうえでは、ご自身の体調を見ながら適度に休息をとることも大切でしょう。


ただ、突発的なお休みだと、仕事への影響もあるかと思いますので、病状の波などを考慮したうえで、あらかじめ有休を申請しておくなど、ご自身の生活のスケジュールのなかに休暇を組み込んでおけるとよりよいと思います。突発的なお休みが減ることで、体調管理ができているという自信にもつながるのではないでしょうか。


少しずつ状況は好転していると思います。今できていることや、よい変化にも目を向けて、焦らずに前に進んでくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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