Question

両手の親指だけ、爪が変形している

両手の親指だけ、爪の形がおかしいです。何が原因かわからず、悩まされています。形は波打つ感じで、でこぼこしています。痛みはありません。何か病気が隠れているのでしょうか?

女性/40代

2022/01/28

Answer

爪の形は顔と同じように、人それぞれ。とはいえ、爪の形がふだんと違うと、心配になってしまいますよね。


私たちが爪と呼んでいる、透明の部分だけが爪ではありません。透明な硬い部分、「爪甲(そうこう)」は、タンパク質の1つである、ケラチンでできています。根元には「爪母(そうぼ)」という爪をつくっている箇所があります。そのほか、「爪郭(そうかく)」という爪の周りの皮膚や、爪の根元の上を覆う「後爪郭(こうそうかく)」等からできています。「爪半月」と呼ばれている、三日月状の乳白色の部分は、後爪郭が覆っていない部分です。このような複雑な構造を持つ爪のおかげで、指の先は守られ、また、硬い爪が支えになっていることで、小さな物でもつかむことができるのです。


爪の形の変化には、いろいろな原因があります。すべての爪に変化が表れたときには、貧血や栄養状態が悪いなど、全身の病気が隠れていることがあります。一部の指の爪の変化は、血行不良やけがなど、その爪だけの異変の場合もあります。


爪甲の表面に起こる変化として、横溝ができることがあります。これは親指の爪によく見られ、ほかの指で後爪郭部を後ろに押すような癖によるものの場合があります。ほかの指にも起きる場合、仕事などで使う道具が原因となっている場合も。そのほか、爪甲に縦に線状に走る小さい溝ができたり、爪の先が裂けてしまうことがあります。この多くは、老化が原因です。また、爪母の小さい範囲の炎症により、爪甲の表面に小さいへこみができることも。爪が白く濁ってもろくなったり、一部が黒ずんで厚みをもっているときは、爪水虫など、爪の病気が隠れていることもあります。


爪の変化はすべてが病気ではなく、健康な人の爪にもさまざまな変化が起こります。また、爪にも老化は避けられません。指の爪が伸びる速さは、平均で1日約0.1mmですが、加齢とともに遅くなります。さらに、爪が薄く、脆くなったり、柔軟性がなくなったり、縦溝が目立つようになったりします。


爪の健康が保たれるように、簡単にできるお手入れ方法をご紹介します。

●細菌がたまらないよう、伸びた部分を切ってほどほどの長さを保つ

●逆爪ができたら、ていねいにはさみで切り取る

●ネイルのおしゃれは、皮膚炎を防ぐため、爪甲だけにする

●ハンドクリームなどで乾燥を防ぐ

●爪の栄養のため、一日三食、主食・主菜・副菜をバランスよく食べる


上記のセルフケアなどを行っても、症状が改善されないときは、皮膚科を受診して、相談することをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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