Question

緊急避妊(アフターピル)とは

避妊しなかった、または避妊に失敗したときに、妊娠を防ぐ緊急避妊薬(アフターピル)について教えてください。

女性/30代

2022/01/28

Answer

避妊しなかったり、避妊に失敗したりしたときに、妊娠を回避する方法を「緊急避妊法」といいます。


従来、日本では、ヤッペ法といわれる方法が一般的に行われていました。性交後72時間以内とその12時間後の2回、中用量ピルである、エチニルエストラジオールとノルゲストレルのホルモン配合剤(商品名:プラノバール)を服用するものです。

その後、2011年にノルレボ錠が緊急避妊ピルとして認可され、避妊効果が高い、副作用の発生が比較的少ない、服用が1回で済むなどのメリットがあり、標準的な緊急避妊の方法として推奨されています。方法は、性交後72時間以内に、レボノルゲストレル(商品名:ノルレボ錠)を2錠服用します。国内みられた副作用として、悪心、下腹部痛、頭痛、眠気、不正子宮出血などが報告されています。

このほか、服薬以外の手段として、性交後120時間(5日)以内に、IUD(銅付加子宮内避妊器具)を子宮に挿入する方法があります。避妊効果の高い方法ですが、妊娠経験がない女性には挿入が容易でない、感染症にかかっている場合、悪化させる可能性があるなどのデメリットもあり、使用には慎重な判断が必要とされています。

これらの緊急避妊法はいずれも保険適用外となります。また、緊急避妊薬については「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(2018年3月)が2019年7月に改訂され、オンライン処方が可能となりました。


 なお、緊急避妊法は妊娠を防ぎますが、妊娠の可能性が完全にゼロになるわけではありません。また、服用後すぐに、避妊できたかどうかはわかりません。緊急避妊により避妊が成功しても、日ごろから、より確実な避妊方法を行うことが大切です。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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