卵管の通過性を調べる検査

女性/30代
2022/01/28

不妊治療を始めたのですが、卵管の通過性を調べる検査で造影剤を使うといわれました。どんな検査でしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

卵管の通過性を調べる検査としては、子宮卵管造影検査(HSG)が行われます。検査後に妊娠に至るケースが多くあり、不妊治療で早期に行うべき重要な検査のひとつです。結果によって治療法が異なる場合があります。


子宮卵管造影検査とは、月経の直後に造影剤を子宮腔内に注入、エックス線で撮影して子宮内部や卵管の形を観察する検査です。卵管の先端まで造影剤が満たされたときと、造影剤が腹腔内に流出したときに1枚ずつ撮影します。


使用する造影剤には油性と水溶性があり、油性の場合は次の日にさらにもう1枚撮影するのが一般的です。油性の造影剤を用いると妊娠率が高まるという報告がありますが、水性、油性のそれぞれにメリット、デメリットがあります。

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