Question
大腸ポリープは何mmから切除するか?
検査で大腸ポリープが見つかった場合、どの程度の大きさなら切除しますか?
女性/50代
2022/01/28
Answer
大腸ポリープは、腺腫性ポリープ、過形成性ポリープ、炎症性ポリープなど、複数のタイプに分類されます。そのうち、がん化する可能性があるのは、腺腫性ポリープの一部です。ただ、がん化するには、通常10年以上かかると考えられています。
腺腫性ポリープは大きいほどがんになりやすく、直径6mm以上の場合は、5mm以下の場合に比較して、がんの頻度が高くなり、また、がんとの区別が困難であることがみられることから、内視鏡を用いたポリープの切除が強くすすめられます。
一般的には、ポリープが直径6mm以上の場合は内視鏡切除を行い、ポリープが小さい場合は経過観察となります。ただし、5mm以下でも、平坦あるいはへこんだ形のものや、がんとの区別がむずかしい場合には切除がすすめられます。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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大腸がん
がん
ポリープ
経過観察
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