Question

脊柱管狭窄症 将来歩けなくならないか心配

数年前に脊柱管狭窄症と診断されました。しばらく薬を服用しましたが、効果がなかったので、現在は何の治療もしていません。足に痛みやしびれの症状がありますが、今のところは日常生活に大きな支障はありません。ただ、将来、歩けなくなってしまうときがくるのではないかと心配しています。今後の治療は、どうしたらよいですか。

男性/60代

2021/12/21

Answer

脊柱管狭窄症は、神経組織が入っている背骨の内側、あるいは骨と骨の間が狭くなり、神経が圧迫されることでしびれや歩行の障害などが起こる病気です。治療法としては、薬物療法、理学療法・装具療法、ブロック療法、日常生活の指導といった保存療法のほかに手術療法があり、症状のタイプや程度によって選択されます。


保存療法は症状を楽にすることと悪化させないことが目的です。一方の手術療法は症状の原因を取り除くために行われ、神経の圧迫を取る手術と不安定な骨の状態を固定する手術の2つの方法があります。手術前の状態や症状のタイプによっては、手術が成功してもしびれなどの自覚症状が完全にはよくならない場合もあるとされますが、症状が改善するケースも少なくありません。


脊柱管狭窄症が原因で、生命が脅かされたり、歩けなくなる、寝たきりになったりするなどの心配はないといわれています。ただし、長時間歩行することが難しいため、外出が面倒になって生活行動範囲が狭くなる、足の筋力が低下する、気持ちがふさぎがちになる、といったことがみられる場合もあります。そのため、生活の質を低下させないために、最近では軽症でも積極的に手術を受ける人が増えています。


治療については整形外科の医師の中でも、可能であれば脊椎・脊髄病を専門としている専門医を受診して、よく相談した上で判断することをおすすめします。日常生活では、腰痛体操などを行って筋力を低下させないようにすることや、過度の前屈や後屈、中腰で重い物を持ち上げるなどの動作を避けるようにしましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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