Question
十月十日の計算方法
妊娠期間の「十月十日(とつきとおか)」はどのように計算するのでしょうか。
男性/30代
2022/01/28
Answer
「十月十日(とつきとおか)」とは、10カ月目の10日目という意味です。つまり、満9カ月+10日で、1カ月を28日で計算すると28日×9カ月+10日となり、262日目が出産予定日となります。
かつては太陰暦を使い、1カ月を28日として、数え月で表現していました。現在では、最終月経開始日から280日目を出産予定日とする計算方法がとられていますが、どちらも大きな誤差はありません。
ちなみに、WHO(世界保健機構)による妊娠週数の計算方法は次の通りです。
・正常妊娠持続日数は280日とする
・28日を妊娠歴の1カ月と定め、妊娠持続を10カ月とする
・最終月経の第1日目を「妊娠0日」として、7日を1週と定め、妊娠持続を40週とする
・妊娠満週数で数えることとする
WHOでは、受精日から266日後を出産予定日としています。その理由は、最初の2週間は妊娠しておらず、14日目の排卵日に受精したとすると、280日-14日=266日となるためです。
なお、予定日の前後2週間を正期産としているのは、排卵までの日数に違いがあることを考慮したものです。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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