Question

ヘルコニアの作用機序

椎間板内酵素注入療法に用いられるコンドリアーゼ(商品名:ヘルニコア)は、どのような薬剤ですか。

男性/50代

2022/01/28

Answer

私たちの体を支えている背骨は、椎骨と呼ばれる骨が複数連なってできていて、椎間板は、この骨をつなぐクッションの役割をしています。椎間板の中心にある、ゼリー状の髄核と呼ばれる部分が、何らかの原因で外に飛び出し、神経を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです。


ヘルニコアは、椎間板内に直接注入することで、髄核の主な成分のグリコサミノグリカン(多糖類の一種)を特異的に分解します。その結果、髄核が縮小して、ヘルニアによる神経根の圧迫が軽減され、痛みやしびれなどの症状が改善すると考えられています。


主な副作用として、一過性の腰痛、下肢痛、発疹、発熱、頭痛などがあります。治療前のヘルニアの痛みと違う痛みが続いたり、新たな症状が現れたときには主治医へ相談してください。

まれではありますが、注意が必要な副作用として、ショック症状アナフィラキシーショックがあります。治療後、皮膚のかゆみ、蕁麻疹、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁などの症状がみられた場合は、直ちに主治医に連絡するようにします。

また、アナフィラキシーは、一度治まっても、再度症状が現われる(二相性アナフィラキシー)恐れがあるため、異変がみられたら、直ちに医師に相談してください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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