Question

高血圧の診断基準について

高血圧の診断基準について教えてください。

男性/40代

2021/12/21

Answer

高血圧とは、収縮期血圧(上の血圧)と拡張期血圧(下の血圧)の両方、あるいはいずれかの血圧が一定以上に高い場合を指します。日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」では、成人の高血圧の診断基準を病院の診察室で測った収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、かつ/または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上としています。


家庭では診察室よりリラックスしているため、家庭で測定する場合の高血圧の基準値は、収縮期血圧が135mmHg以上、かつ/または拡張期血圧が85mmHg以上です。ただし、診断基準までいかなくても、脳心血管病の発症率や将来的に高血圧に移行する確率などから、診察室血圧では収縮期血圧120mmHg未満かつ拡張期血圧が80mmHg未満、家庭血圧では同じく115mmHg未満かつ75mmHg未満を正常血圧としています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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