同僚から日に何度も相談される

あなたは、その同僚女性に頼りにされているのですね。人に頼られるということは、あなたの面倒みのよい性格などによるものと考えられ、人間関係を作る上で大切な要素であると思われます。ただ、その頻度や時間帯などで、あなたが苦痛に感じ始めているとしたら、相手との接し方を意識的に変えていく必要があるのかもしれません。お互いが相手のことを考え、適度な距離を保って接することができれば、こうした問題は起こらないと思います。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあります。

相手の言動があなたの意に反して距離が近すぎると感じるなら、あなたは必要以上に親密に接しないことが大切です。遅い時間に連絡がきても、すぐに返事をする必要はありません。できる範囲のことをするという一貫した態度で接していれば、相手はそれ以上のことを望まなくなるのではないでしょうか。もし、あなたが一貫した態度をとっていても、相手がさらに過剰な要求をしたり常識の範囲を超える行動をしたりするような場合は、言葉ではっきりとできることとできないことを示すことが必要かもしれません。

無理して相手の期待に応えようとしていると、最終的にはあなたが我慢できなくなり、相手との関係性を切ってしまいたくなることも考えられます。そうなることは、会社の中で今後も接していく上で、あなたにとってデメリットになる可能性がありますし、相手にとっても頼りになると思っていた人に見捨てられた体験として心に残ってしまうかもしれません。

あなたにとって無理のない範囲で相談を受け、できる範囲のことをするという一貫した態度が、長い目でみると相手に安心感を与え、関係性を長く続けられるコツといえるのではないでしょうか。