仕事のストレス、どう発散

文面から仕事の多さからくるプレッシャーが伝わってきて、こちらまで押し潰されそうに感じられるほどです。ほんとうにお疲れさまです。このストレスをどう発散したらいいか、一緒に考えてみたいと思います。

ストレスへの対処は、一つには問題を直視し、問題そのものを解決する方法があります。たとえば、上司と相談して業務の配分を見直してもらう、というのも一つの方法です。ただ、お話の雰囲気からすると、そういった対処ができない状況とも推察されます。

その場合は、ご自分でどうストレスを発散するかが、もう一つの対処方法になるかと思います。発散方法は、人それぞれです。わかりやすく分類するなら、たとえば、運動系、音楽系、趣味系、会話系、休息系などです。運動系は、ジョギングなどのスポーツです。音楽系は、聴くことはもちろん、歌を歌うことや、楽器を演奏することです。趣味系は、何か好きなことに集中することで、たとえば、料理、模型作り、読書などです。会話系は、誰かにぐちることや、相談することです。休息系は、入浴や睡眠、瞑想などです。

あなたのこれまでのストレス解消法は、どのタイプにあてはまりますか。もし、これまであまり試していない方法があれば、挑戦して発散方法のバリエーションを拡げておくといいと思います。

もう一つ、ぜひ試してほしいのは、これまでやってきた発散方法を思い出すことです。以前は、外出することなどでストレスをうまく発散できていたようですね。今は、ほんとうに発散方法がないのでしょうか。そういう方たちに聞いてみると、実はいくつか対処方法をもっているのに、たまたま忘れているだけということがよくあります。

そこでおすすめしたいのが、自分なりの発散方法を書き出してみることです。たとえば、30個を目標に書き出してみます。30と聞くと「そんなに書けない」、「せいぜい2、3個なら」などと思われるかもしれません。でも、10分くらいかけて頭をひねってみると、意外と自分で思っているより出てくるものです。試しにやってみてください。

そうやってリストを作っておくと、またストレスが溜まったときに、そのときの体調や気分に合ったものを選んで活用することができるのです。ぜひ、参考にしていただけたらと思います。