Question

新しい友人関係がわずらわしい

長い間、両親の介護を中心にした生活を続けていたため、友人とのつき合いが疎遠になっていました。最近、少しずつ手が離れてきたことで、趣味の会やサークルに参加し、新たに何人かの友人ができました。当初は食事やおしゃべりが新鮮で楽しかったのですが、頻繁にLINEが入っては返信を求められたり、フェイスブックに誘われたりすることが多くなるにつれ、友人との関係がわずらわしく思えるようになってしまいました。

女性/40代

2021/12/21

Answer

ご両親の介護を優先するために、自分の友人関係をずっと犠牲にしてきたのですね。そんな親想いのあなたが、久しぶりに友人とのおつき合いを復活することができ、有意義な時間を過ごそうとしていた気持ちはよくわかります。それなのに、友人関係の楽しさを味わうより、わずらわしさを感じて困惑しているのは、とても残念だと思います。そこには、現代ならではのコミュニケーション手段の問題が潜んでいるのではないでしょうか。


最近は、会って話し合う時間が減少しただけでなく、従来の手紙や電話によるコミュニケーション手段はほとんど消滅してしまい、メールやLINE、フェイスブックやツイッターなどのSNSに取って代わられるようになりました。つまり、今どきの友人関係は「実際に会うこと」だけが手段ではなく、「会っていない時間」までも拘束されるようになったということです。そして、それに伴う弊害も顕著になっています。一見便利だと思えるSNSですが、実際は「わずらわしい」と感じている人は意外に多いのではないでしょうか。


しかし、こうしたデジタルなコミュニケーション手段からは逃れられないのが現実です。その現実に、いかに対応していけばいいかを考えてみましょう。たとえば、メールやLINEへの返信は「了解しました」など、短い文で切り上げる工夫を続けることで、相手も「あなたの返信パターン」を理解してくれるようになると思います。いくら手が少し空いたとはいえ、あなたにはご両親との時間も大切なはずです。「まだ介護に手がかかる」ことを理由に、「スマホをいつも見ているわけではない」「自分が使える時間には限りがある」など、頻繁に返信ができないわけをあらかじめ伝えておくことも有効です。すぐに理解してもらえないかもしれませんが、繰り返すことで、やがては友人も納得してくれるでしょう。


また、友人関係は、家族や親族などの血縁関係に比べると「距離を置きやすい関係」です。続けることでストレスとなる関係性であれば、無理をする必要はないと思います。「興味や関心のあるサークルには参加する」「食事会には年に数回は出席する」など、あなた独自の決まりを作ってみてはいかがでしょうか。それによって、心地よい距離感のある友人関係が築かれていくはずです。


あなたが自身の努力で得た新たな友人関係を、「新鮮だ」「楽しい」と感じることができたことをこれからも大切にしてください。そして、今後の人生を考えると、新しい関係性を築いたり維持したりすることも大事になってくると思います。「わずらわしい」と感じた部分はできるだけ取り除いて、今までしたくてもできなかった「友人関係」を楽しんでくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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