Question

社会人生活に慣れず、学生時代に戻りたい

入社して半年が過ぎました。毎日、仕事を覚えるのに必死で、あっという間に一日が終わってしまいます。仕事が中心となった今の生活は、いつも束縛されているようで窮屈に感じます。こうした状況になかなか慣れず、余裕のない毎日を送りながら、自由だった学生時代を思い起こしては、「あの頃の生活に戻りたい」と考えてしまい、仕事に前向きな気持ちになれません。

男性/20代

2021/12/21

Answer

社会人になると、学生時代とは大きく異なり、自分の思いどおりに時間をコントロールすることができなくなります。そのあまりの環境の変化に、新社会人は誰もが戸惑い、自由を奪われているように感じてしまうことでしょう。また、学生気分が抜けない自分に気づき、不安を感じている人もいるかもしれません。この急激な変化に適応し、新しい生活をどのように受け入れていけばいいのか、まずは、学生と社会人の違いについて、考えていきたいと思います。


あなたが考える、両者の最大の違いは「自由度」にあるようです。確かに、社会人になると、学生時代のように自由を満喫するわけにはいきません。部署も上司も仕事内容も、あなたの自由に選べませんし、自分勝手に仕事を進めることもできません。なぜなら、そこには「責任」があるからです。学生から社会人になると、社会に対する責任や組織に対する責任が格段に重くなります。会社は社会への責任を果たしながら、社会に貢献する組織です。その責務を担う以上、自由気ままではやっていけません。


一方で、学生時代の生活は、学校から与えられたものに従ったり、親から守られたりした中でのものであり、自由であるという反面、あまり責任を伴うものではありません。責任を伴わない分、より強く、自由を感じるのだと思います。


このように考えていくと、一見、自由がなくなったように感じる社会人のほうが、より質の高い「自由」を得られているといえるのかもしれません。拘束されている時間が多いことで、たとえば、休日などは大変貴重な時間となります。大切な時間であればあるほど、より充実した過ごし方もできるものです。また、学生時代に比べて、オンとオフが明確になりますから、気持ちの切り替えもしやすくなるはずです。さらに視点を変えると、社会人生活に自由がないと感じてしまうのは、まだ、あなたに仕事に対する余裕がないからだとも考えられます。仕事を覚え、自分の責任で仕事が進められるようになれば、社会人としても、十分に自由を感じられるようになると思います。


「戻りたい」と思えるほど充実した学生時代を過ごしてきたことは、とてもすばらしいことです。あなたの宝物として、これからも大事にしてください。時には、学生時代の友人と過去を懐かしむことも、有意義な時間になることでしょう。そして、社会人になったあなたが、責任ある大人を目指して、懸命に努力していることも認めてあげてください。学生時代に戻らなくても、今のあなたにできることが、すでにあるはずです。今こそが、学生から社会人へと成長するチャンスととらえ、前向きに仕事に向き合ってみてください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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