Question

過去を悔やみ前に進めない

3年前、当時交際していた男性に自分から別れを告げました。仕事にやりがいを感じていた時期に、「結婚したら退職してほしい」と迫る彼と意見が対立したことが理由です。考えに考えた末、仕事を選びました。しかし、その後、彼がどんなに大切だったかがわかり、なぜ、あのような決断をしてしまったのかと、後悔の念が消えません。仕事はがんばって続けていますが、くよくよして、前に進めません。

女性/20代

2021/12/21

Answer

過去に行った決断を、後から悔やみ、苦しい気持ちになることは、誰にでもあるネガティブな感情です。「後悔先に立たず」ということわざがありますが、自分のしたことを許せず、自らを責めるのはとてもつらいことですね。


なぜ、これほど苦しいのでしょうか。それは、どんなことであれ、過去に戻ってやり直すことが決してできないからではないでしょうか。そのときそのとき、自分にできることを精一杯考えて、ベストに近いと思える選択をしてきたつもりでも、判断を誤ってしまうことはあるものです。後悔しない選択をしたいと願うのは当然の気持ちですが、実際にはとてもむずかしいことではないでしょうか。


後悔とは、「ああすればよかった」、「こうしなければよかった」と後から自分の言動を悔やむこと。ですから、その時点であなたの気持ちは過去に戻ってしまうことになります。さらに、後悔する時間が長引くほど、前に進もうとする気持ちや時間を削ってしまうことにもなります。後悔し続けることは、前に進めない状況でもあるのです。


過去に「彼より仕事を選んだ」という決断は、今のあなたから見れば誤った選択と思えるかもしれません。でも、その時点であなたなりに、精一杯考えて出したベストと思える選択だったはずです。それからのあなたは苦しい気持ちと闘いながら、一生懸命に仕事に取り組んできたのではないでしょうか。


今、あなたは現在の自分をどのように感じていますか。もし、あなたなりの充実感ややりがいを持ち続けているなら、過去のあなたより、もっと成長した自分が存在することになりませんか。そう考えることで、仕事を選んだ自分を認めてあげることができるのではないでしょうか。また、強い苦しみと闘った分、後悔があなたに与えてくれたものもたくさんあるはずです。過去の決断を変えることはできませんが、その体験に対する見方や考え方を変えることはできます。失敗を繰り返しても、そこから何かを学び、それを生かしながら進むことで、人は未来に向かい、成長していけるのではないでしょうか。


とはいえ、激しい後悔が続くときは、こころの傷を癒してあげることも必要です。強い後悔であればあるほど、傷は大きいはずですから、長い時間が必要になることもあります。すぐに立ち直ろうとせず、誰かに話を聴いてもらうことで、苦しみを吐き出してみましょう。自分を責めすぎないよう、客観的に振り返り、こころの整理をすることが大切です。当方の電話相談やカウンセリングの利用もお勧めします。このような過程をたどることで、過去の自分を少しでも認めることができたら、今を生きることができると思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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