近年、ネットが出会いのツールとしても発展し、出会い系サイトやマッチングアプリなどでの出会いから結婚に至る方も多くいらっしゃいますね。とりわけ若い年代の方にとっては、出会いの場として大切な役割を果たしているのではないでしょうか。一方で、こうしたツールは多種多様であり、危険性が指摘されることもあるので、よい印象を持たない人がいることも事実ではあると思います。特にご相談者の親の年代は、マッチングアプリなどでの出会いが一般的ではなかったので不安を感じる方も多いかもしれませんね。

ただ一番大事なことは、出会い方よりも彼女のどのような部分にひかれたのか、今どのような交際をしていて将来をどう考えているか、などではないでしょうか。ご相談者がその部分にしっかりとした考えがあり、自信を持っているのであれば、出会い方をそれほど気にする必要はないように思います。

しかし、ご相談者としては「後ろめたい」という思いがあるのですね。この「後ろめたさ」はどこからくるのか、その正体を少し考えてみてはいかがでしょうか。

「後ろめたい」とは、良心に恥じる気持ちや、やましいところがあって気がとがめるという意味ですね。つまり、ご相談者がマッチングアプリにあまりよくない印象を持っていることがうかがえます。ご自身がマイナスの印象を持っている状態では、親にも堂々とした気持ちで伝えるのは難しいでしょう。

そう考えると、まずは自分自身の気持ちや捉え方を変えていくところから始めてみてはいかがでしょうか。こうしたツールにはよい面も悪い面もあると思います。大人としてそのどちらの面も理解した上で適切に利用し、よい相手と巡り合えたのであれば、それは恥じるようなことではないですよね。結果的に自分にとってはよい方法だったと考えてみてはいかがでしょうか。

その上で、親御さんへの紹介の仕方について、彼女とも話し合えるとよいのではないでしょうか。もちろん初めから正直に伝えられることが望ましいものの、出会い系のツールに強い拒否感を持っている場合などは、初めからはっきり伝えるより、まずは彼女の人柄などをよく知っていただくことから始めてみてもよいかもしれません。

今後はマッチングアプリがさらに一般的になっていき、そこに「後ろめたさ」を感じる人も少なくなるのではないでしょうか。出会い方よりも彼女との今と未来を見つめて、よい交際を続けていってくださいね。

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