職場が合わないので転職したい

転職して間もないのに、また転職したいという気持ちが出てきたのは少々気になります。当初は仕事を覚えるのに必死だったけれど、最近では新しいことを吸収している手応えや達成感を感じることが少なくなって、日々の業務にマンネリになっている自分を感じ始めたのではありませんか。

「自分の能力を生かせる職場で働きたい」という気持ちは、自然なこころの有り様です。しかし、迷うというのは何かがこころに引っかかっているサインでもあります。迷ったときは、軽々しく決断して行動しないで、1度立ち止まってしっかり考えてみましょう。

そもそも前の職場を辞めてまで転職したのは、今の仕事に対する何らかの思いがあってのことでしょう。同じような日々を過ごしていると、なぜこの仕事を選んだのかという原点を忘れてしまうことがあります。まずは、その原点を思い返してみましょう。

しばらくの間は基礎を学ぶため、“誰にでもできる仕事”と思える仕事をすることになります。経験を積み重ねることで“能力を生かす場”を与えられ、“あなたでしかできない仕事”を任されるようになるのです。なぜ転職したいのかという明らかな答えが出るまでは、働きながら考えるというのもひとつですが、いかがでしょうか。