Question

異動前と同じ気持ちで働けない

1年ほど前、充実した仕事をしていた部署から異動になりました。50歳を過ぎてからの異動だったため、仕事に対して若い頃のような気持ちで臨むことができず、抜け殻のようになってしまっています。ミスも多くなり、職場に行くのもおっくうです。どうすれば、以前のような自分に戻れるのでしょうか?

男性/50代

2021/12/21

Answer

複雑な思いでの異動だったのではないかとお察しします。組織の中で働く以上、異動は避けられません。自分の希望とは異なる部署になることも多いため、異動はストレスの大きな要因にもなります。以前の部署では充実感を得ていたのに、現在の部署では同じような気持ちで仕事に臨めず、ミスも続き、出社もつらいという悪循環になってしまっているということですね。以前のように生き生きとした自分に戻りたいと思われるのは、自然なことだと感じました。


まず、あなたが今のつらい状況を1人で抱え込んでいるのではないかと心配になりました。現在の煮詰まっている状況を職場の上司や同僚たちに話せていますか。仕事に対する今の思いや充実感を得られないむなしさなど、そうしたあなたのありのままの気持ちを信頼できる人に話してみることが大切です。誰かに話すことで気持ちが整理できますし、職場の仲間からものの見方や考え方を聞くことで、客観的に自分の状況が把握できるようになり、心の負担が軽くなることもあると思います。

職場の仲間と話すことが難しい場合は、親しい友人や家族などに話してみるのもよいでしょう。違った立場からの新鮮な意見がもらえるかもしれません。自分だけの中に苦しさを抱え込まず、ぜひ、身近な人に話してみることを考えてみてください。


また、異動前と現在の仕事は変わっていると思いますが、どこかに共通点があって、経験を生かせることはありませんか。現状を充実させるために、今の仕事の魅力を探してみるのもひとつです。あなたにとって、異動前の充実感は何物にも変えがたいものだったのかもしれませんが、考え方や見る角度を少し変えるだけで、今まで気付かなかった仕事の魅力が見えてくることがあります。仕事をさまざまな視点から捉えてみて、現在の仕事の「いいところ探し」をしてみてはいかがでしょうか。


それでもまだ、生き生きとしていた以前の自分と比較してしまうかもしれません。そこで、この異動をプラスに捉えて、あなた自身が現在置かれているライフステージで考えてみましょう。入社以来、さまざまな経験を経て、今のあなたがあるはずです。若かった頃の働き方と、現在の働き方には違いがあって当然です。寂しいことですが、体力的な衰えは誰にでも訪れるものです。一方で、仕事を通して培ってきた経験は、かけがいのない宝物になっているはずです。仕事の内容が変わっても積み重ねてきた経験を活用することで、今の仕事の改善点などを見つけることができるかもしれません。それは、そのまま職場への貢献と自分への自信につながると思います。以前の自分と同じことをしようと思うのではなく、この異動が“今の自分にできることや今後の働き方について模索する機会になる”と考えてみてはいかがでしょうか。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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