Question

欠勤の多い先輩

同じ会社に勤務している年上の先輩に、欠勤がとても多い人がいます。欠勤が多くなる時期が大体決まっていて、納期が迫ってきて間に合いそうにない時や、前日、上司から注意された時に決まって欠勤が続きます。欠勤が続くと他の社員やお客様への迷惑がかかるため、出勤するよう促したいのですが、電話にすら出てもらえません。この場合、やはりこころの病気と考えた方が良いのでしょうか。それとも、周りの対応が間違っているのでしょうか。本人のためにも、周りの人のためにも何か解決策があったらいいのですが・・・。

女性/20代

2021/12/21

Answer

同じ会社に勤務する先輩が、多忙時や上司から注意されたときに欠勤が続いているとのこと。お客様へ迷惑がかかることはもちろんのこと、仕事を肩代わりすることになる周囲の方々にとっても、またこのような状況が続いてしまうご本人の今後を考えても、なんとか解決したいところですね。


一番単純な解決策としては、欠勤するときの条件がわかっているので、その状況を作らないようにすることです。これによって、欠勤日数を減らすことができます。つまり納期ギリギリの仕事はさせない、上司からの注意は控えるというようなことになります。


とはいえ、実際のところは難しいことかと思います。難しい場合は、基本的な対応として、こころの病気のあるなしにかかわらず、出勤できているとき、本人に「何に困っているのか」を聞き、その悩みを理解して具体的に対処することです。


納期が迫ってきて間に合いそうもなくなると、その方はどうして休むことになるのか、そこに関心を持って直接聞いてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、「何から手をつけてよいのかわからない」と考えて心臓がドキドキしたり、頭痛や腹痛など身体的な痛みが現れて出社できなくなってしまうのかもしれません。あるいは「もう無理、自分の能力では限界」と意欲が低下して身動きがとれなくなるのかもしれません。


理由がわかれば、次は解決策を考えます。会社での状況や立場によって、できうるサポートは異なってきます。例えば、仕事の段取りをする方であれば、事前に仕事の段取りを一緒に考えるサポート体制を作る、仕事量や内容を采配できる方であれば、今は1人で抱える必要がないことを伝えて仕事量の負担を軽減する。席が近くの方であれば、ときどき「どう? うまく進んでいる?」など声をかけ変わった様子がないかを見守る。といったような解決策があります。


また、上司から注意された後に欠勤が続くという場合に推測されることは、「もうだめだ、この仕事は自分には向かない」「ミスをしてしまった自分はダメ人間だ、今後もミスをするだろう。出勤しても迷惑をかけるだけだ」などと、悲観的な考えにとらわれて落ち込んでいるのかもしれません。


このようなときの解決策として、上司の方であればまずは効果的な注意のしかたを考えることができます。周囲の方のサポ-トとしては、注意されたその日のうちにその方の話を聞いてあげることで、ご本人が自分の気持ちをもう少し客観的に捉えることができるようになる可能性があります。人は、誰かに話を聞いてもらい理解されたと感じると、悩んでいた気持ちが軽くなったり、物事を前向きに考えられるようになったりすることがあるからです。もし、その方が上司から注意を受けている場面を見かけたら、後で「大丈夫?」「どうしたの?」などと心配していることが伝わるように声かけをするだけでも、孤独感の軽減に役立つことがあります。


このような対応をしていくときに一番大切なのは、できるだけたくさんの方と協力して対応することです。ぜひ周囲であなたと同じようにその方への対応に困っている方々や、上司と相談してみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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