自分がやりたい仕事がはっきりしない
会社に勤めて3年経ちました。大きな問題はなく過ごしていますが、自分がこれから何をしていけばいいのか、何がやりたいのかがはっきりせず、悩んでいます。今はメデイア関連の職場で、幅広く仕事ができるのですが、顧客に合わせて商品を提供する仕事が大半です。商品に対して疑問をもったり、顧客に対して事実と反することをいわなくてはいけないこともある中、だんだんと責任のある仕事もするようになりました。もともとやりたかったことは、漠然とですが、自分でものを創り出す仕事です。このままでは流されてしまいそうな気がして不安です。
(20代女性)
女性/20代
2021/12/21
入社3年目ということで、だんだんとご自分のお仕事や、社内での位置づけを俯瞰して見られるようになってこられたのではないでしょうか。そのような中で、理想とする仕事と、現実の仕事のギャップにお悩みのご様子がうかがえます。
今の仕事は、すでに出来たものを、お客様のご要望に合わせて提供していく業務なのですね。もともとは、自分でものを創り出す仕事がしたかったとのことですが、そういう仕事をするために、これまでどこかに働きかけたり、ご自分で工夫されていることはありますか。
もしまだ何もされていないようでしたら、まずは、今の仕事の中に、理想の仕事につながるものがないかを探してみましょう。そういう意識を持ちながら幅広くお仕事をなさる中で、お客様の要望をもとに考えたアイデアがよりよい商品創りにつながるなど、「自分が創り出した」という実感が得られる場面が、今の仕事の中でも見つかるかもしれません。また、そういった直接的なつながりではなかったとしても、20代というこの時期に、様々な顧客とのやりとりを通して幅広い経験を積んでおくことそのものが、今後のキャリアにつながるという考え方もできるかもしれません。
その上で、今の仕事の中にどうしても理想の仕事につながるものが見つからないという場合には、理想の仕事が出来る部署への異動も含め、「自分でものを創り出す仕事」につくための行動を始めてもよいでしょう。この場合は、自分がどのような活躍が出来るのか、したいのかを考え、必要な準備を進められることをお勧めします。
カウンセラーと話されることで、ひとりでは見えてこなかったことが見えてくることもあるかと思います。おひとりで考え込まずに、まずはご自身の気持ちやキャリアについての希望を整理するために、カウンセリングを利用されるのもひとつです。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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