自社の製品を好きになれない

嫌いなものを好きにならなければいけないというお気持ちのまま、帰宅されても仕事の事が頭を離れない日々を過ごされているのは、大変辛いことではないかとご推察いたします。その一方で相談者様の誠実なお人柄が伝わってまいりますね。 今までは、商品の良いところ探しをしながらお仕事されてきたが、今回は個人的に嫌なイメージを持っているからこそ好きになれず辛いということですね。

では、商品のどこに嫌なイメージをお持ちなのでしょうか。また、営業職たるもの販売する商品を何が何でも好きにならなければいけないのでしょうか。同僚の方はどんな工夫をされているのでしょうか。

競合他社が製品を開発販売している中で、自社製品がお客様に支持されているところはどんなところでしょうか?　他社と比べすぐれている点はどこだと思いますか？　視点を変えて自社製品を俯瞰してみると異なったイメージを持つことが出来るのではないでしょうか。

何とか現状打破したいというお気持ちゆえに「空回り」では、ますます焦ってしまいますよね。簡単なことではないと思われますが、個人的なその商品の嗜好にとらわれず、営業職の立場として商品を見て、売る方法を考えることに焦点を当ててみてください。この4年間の経験が何よりの財産だと思います。ご自分を信じて日々を過ごして頂きたいと思います。

また、仕事が終わった後や休日には、自分の好きな趣味に従事し、楽しい時間を持つようにして気分転換を図るようにしましょう。仕事で疲れている時こそ、心身ともに休養をとり、疲労回復に努めることが大切です。