年上の部下への指示が出しづらい
昇進し赴任した現場で、部下とのコミュニケーションが上手くいきません。とくに、年齢が私より上の部下数名からは、明らかに見下されているようです。また、業務に関しても何かしら理由をつけて断ろうとし、引き受けてもらえないために仕事が滞っていきます。仕方なく自分で済ます仕事もありますが、こなせる量にも限界があります。最近では出勤するのがつらくなってきています。
男性/30代
2021/12/21
昇進おめでとうございます。ただ、部下の方々が年上なことで、お仕事の指示をしづらい状況に悩まされているのですね。
自分より年上の部下に指示を出したり、業務を振り分けたりすることは、年功序列の昇進制度が重視されなくなってきた昨今では、めずらしくないことです。ただ、今の部下の方々は、年齢のことではないかもしれませんが、あなたにコンプレックスを感じている可能性があります。また、あなたより現場に長くいることで、その現場の人間関係や仕事に深く精通しているというプライドがあるのかもしれませんね。
ただ、残念ながら自分だけ時間を早送りして歳をとることはできません。ですから、ここは相手のプライドを尊重して接してみてはいかがでしょうか。まずは、業務をいきなりお願いするのではなく、その業務を行うに当たって、どのようなことを考えながら進めていけばよいか、部下に教えてもらうようにするのです。その上で「この部分はお任せしたら仕事がスムーズに進みそうなのでお願いできませんか」と、部下のプライドを活かしながら業務を分担されるとよいでしょう。また、コミュニケーションに関しては挨拶を必ずするよう心がけたり、共通の趣味などを見つけたりすることでもとりやすくなることがあります。コミュニケーションが少しずつとれるようになれば、仕事も頼みやすくなるのではないでしょうか。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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