運動が長時間できない場合のダイエット法
最近、太り気味です。ダイエットをしたいのですが、膝と腰の持病があり、長時間の運動ができません。)
男性/40代
2021/12/21
効果的で無理のないダイエットは、食事と運動の組み合わせが大切です。
◆食事について
◎1日3食食べましょう。食事を抜くと次の食事量や間食が増える傾向に、また、同じエネルギーなら回数を分けて食べると太りにくいといわれています。
◎バランスよく、主食、主菜、副菜をそろえましょう。摂取エネルギーが適正に近づき、野菜やビタミン類がとりやすくなります。
◎間食は、ダラダラ食べないように、時間と量を決めましょう。
◎高カロリーの揚げ物や脂身の多い食品は、食べる回数や量を調整しましょう。
◎食事は、ゆっくり噛んで食べましょう。満腹中枢を刺激し、食欲を抑える効果があります。
◎食事は、就寝3時間前までにとりましょう。就寝直前の食事は、エネルギーが消費されず皮下脂肪として身体に蓄積し、太りやすくなります。
◎外食するときは、メニューに注意しましょう。外食は脂質や塩分が多く、野菜が不足しがちです。ヘルシーなものや、野菜がたっぷりとれるメニューを選びましょう。
◎水分は、水やお茶でとりましょう。
◆運動について
膝や腰の持病があり運動が長時間できない方には、浮力で膝や腰への負担を少なくする「水中運動」がお勧めです。水中運動は、適度に水の抵抗を受けるので、筋力がアップするなどの効果が得られます。また、水圧が全身の血液循環を良くする、さらに心地よい水温などにより無理なく運動が続けられ、エネルギーが消費されることで、減量効果も期待できます。
運動を始めるときは、必ず主治医に相談し、運動量や時間の指示をもらいましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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