妊娠中、コーヒーは飲まないほうがいい?

2021/12/21
コーヒーが好きでよく飲んでいます。妊娠したらコーヒーは飲まないほうがいいのでしょうか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
コーヒーにはカフェインが多く含まれています。妊娠中にカフェインをとり過ぎると、流産や死産のリスクが高まったり、胎児の発育を阻害したりする可能性があるため、とり過ぎには注意が必要です。
世界保健機関(WHO)は、妊娠中のコーヒー摂取について、1日当たり3~4杯までにすべきとしています。また、海外では妊婦のカフェインの摂取量を1日当たり200㎎~300㎎(コーヒー2杯程度)と設定している国もあります。
1日にコーヒー1、2杯程度なら、胎児への危険性は考えにくいとされていますが、カフェインはコーヒー以外にも紅茶や煎茶、コーラ、エナジードリンクなどにも含まれているので注意が必要です。トータルで1日300㎎を超えないようにしましょう。
カフェインが含まれる主な飲み物(100mlあたり)
・コーヒー:60㎎
・紅茶:30㎎
・煎茶:20㎎
・コーラ:10~13㎎(製品によって異なる)
・エナジードリンク:32~300㎎(製品によって異なる)
妊娠中の水分補給には、水や麦茶などカフェインを含まない飲み物がおすすめです。また最近は、ノンカフェインのお茶類も市販されています。お茶専門店ではカフェインの含まれていない茶葉も販売されていますので、探してみるのもいいでしょう。カフェインレスのコーヒーも市販されているので、表示を確認の上、利用するものよいでしょう。


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