つい過保護に育ててしまう

今のあなたが感じているつらさには、お子さんが悪いことをしているのを見て、叱らなければならないと感じるものの、つい許してしまうことへのご自身の反省と、ご主人やお義母様からの指摘を受けることのつらさの両方があるのではないかと感じました。

まず、お子さんへのしつけについてですが、3歳にもなると、よい悪いの判断もできるようになってきます。例えば、トイレの失敗をしたり、親に隠れていたずらをしたときは、バツの悪そうな顔をしたり、叱られる前に泣き出したりして、自分を守ろうともします。そのようなときは、短く「いけない」と注意することが必要です。

しかし、子どもは失敗をくり返しながら成長していくものですから、あまりに何にでも口を挟んだり、先回りして失敗しないようにと手をかけすぎるのも、かえって逆効果です。ある程度ゆったりとした視点でおおらかに見守ることが大切ですので、過保護という言葉に縛られてしまうことのないようにしましょう。

また、ご主人やお義母様から注意されることもあるようですが、子育てはご家族皆さんで担うものですから、あらかじめご主人にも「私が怒った後のフォローはお願いね」などと伝えて、協力体制が取れるようにし、安心して叱れるようにしておくことをおすすめします。あなた自身がいきいきと生活することが、お子さんの心の栄養になります。気になることはきちんと話し合い、わだかまりを解消しつつ、これからもお子さんにたっぷり愛情を注いでお過ごしくださいね。