夫の言動に気を遣いすぎて疲れる

結婚半年、世間からするとまだまだ新婚で幸せな時期という印象でしょうか。その印象をよそに、ご主人に気を遣う日々が続いているとのこと。常に言動に気を配り、緊張を強いられているようですから、疲れを感じないというのは無理なことでしょう。少しでも「新婚」という響きに甘さを感じられるよう、お手伝いができればと思います。

気を遣わなければいけない理由には、ご主人の「何気ない一言で不機嫌になる」ということがある様子です。これは、結婚以前から見られたのでしょうか。もし、結婚してから見られるようになったのであれば、ご主人があなたに対して“素の自分”を見せ始めたということも考えられるかもしれません。付き合っている頃は誰しも、相手に好意を持ってもらうために、素の部分をすべてさらけ出すことは少ないかと思います。おそらく一度は耳にしたことがある、「結婚する前はこうじゃなかった」というセリフにつながるところでもあるでしょう。

ただ、ご主人が“素の自分”を見せたということは、あなたに心を開いている証拠でもあります。ですから、あなたも気を遣うことを止めて、ご主人に心を開き“素の自分”を見せてはいかがでしょうか。

とは言っても、いつ気分のスイッチが入れ代わるかわからない現状にはとても困惑されているかと思います。そこで、ご主人との生活を続けていくためは、まずは「何気ない一言」を解明してみてはいかがでしょうか。例えば、ご主人が不機嫌になりやすいキーワード、状況、態度などに共通点はありませんか。あなたの言葉に反応してというよりも、仕事で疲れているなどの外的な要因が絡んでいるケースも考えられます。

また、率直にご主人に聞いてみるのが最善の方法かと思います。責めるような物言いは余計なトラブルを招きますが、「機嫌がよくないみたいに感じるけど、私なにか余計なこと言っちゃったかな」などのように心配や不安に感じている旨を前面に出すと相手も受け入れやすいのではないでしょうか。

夫婦といえども、言葉にしなければ伝わらない思いもあります。あなたが、これからもご主人と長い人生を歩んでいくつもりなら、対話というツールを通して問題を解決していくことも大切です。ぜひ、“素の自分”を見せる始めの一歩として、ご主人に今の思いを伝えてみてくださいね。ただ、もしもご主人の態度の変化に強い不安を感じるようでしたら、ご友人に同席をお願いしてもらうのもひとつの方法です。そこは、無理をなさらないようにしてくださいね。

あなたが今の壁を乗り越えた時、ご主人の新たな一面に出会うかもしれません。そして、あなたが今のご主人とよい関係を築き、「結婚する前は～」と明るく口に出せる日が来ることを願っています。