返信に困る愚痴メール
大学時代の友人が頻繁に愚痴メールを送ってきます。愚痴の内容のほとんどが仕事や彼氏に対する不満など、私にとってはどうでもいいことばかりです。最初はきちんと返信していたのですが、最近は何を書いたらよいのかわからず、メールが届くたびに苦痛で仕方ありません。迷惑ともいえず、どうしたらよいのでしょうか。
女性/20代
2021/12/21
メールは手軽な交流手段として用いられていますが、会って話す場合と比べると「形に残る」という大きな特徴があります。聞きたくないのに、目の前で繰り広げられる愚痴のオンパレードも迷惑ですが、この特徴を考えるとメールで読まされる愚痴もまた然りかもしれませんね。目の前のことなら「聞き流す」手段がメールだと通用せず、何らかの返信をしないといけない、これが苦痛の原因となるのでしょう。
あなたは友人のメールにきちんと返信していたようですから、アドバイスの中身や言葉選びには相当苦悩しながら、長い時間をかけて書いていたのでしょう。それは、あなたの優しい心づかいだと思いますが、友人もその優しさに甘えすぎているのかもしれませんね。これでは心労が重なるのも無理ありません。似たような愚痴メールには、アドバイスを続けるのに限界がありますよね。言葉のレパートリーが底につけば、何を書いたらよいのか分からなくなってしまうのも当然ではないでしょうか。
さて、ここでひとつ質問をしたいのですが、友人はあなたにアドバイスを求めてメールしているのでしょうか。愚痴の大半は、日ごろの鬱憤を誰かに聴いてもらいたいだけのことが多いです。「助言者」ではなく、「聞き役」を求めているケースが多いかと思います。あなた自身に置き換えて考えた時に、ただ話を聴いてほしくて話すことはありませんか。そして、実はただ聴いてもらいたかっただけなのに、余計なことを言われて不愉快な気持ちになったという経験も少なくないように思います。
このように想像してみると、アドバイスを考える必要がないのかもしれません。そして、相手の希望どおりに「聞き役」に徹すればよいのではないでしょうか。メールでは、会っている時のように相槌では伝わらないので、“つらそうだね”“気持ちわかるよ”など、友人の気持ちに寄り添うような言葉を送るとよいでしょう。相手は返信してもらえただけで、ある程度スッキリするのですから、言葉のレパートリーは多くなくても構わないでしょう。気持ちを受け取めてもらえたことに意味があるのです。
友人はよくても、あなたがメールのやりとりを本当に苦痛を感じ、返信したくないという思いが強いようでしたら、無理をすることはありません。迷惑とはハッキリ言えないでしょうから、例えばあなたの気持ちに余裕がなく、相談にのれる状況ではないことや、これ以上何も言ってあげることがなくつらいと思っていることなど、遠まわしにメールを断ってもよいのではないでしょうか。また、すぐに返信せずに、時間を置くなどして、少しずつ距離を取るのもひとつの方法です。
あなたが誠心誠意、返信を書けば、友人はさらに頼ってくることでしょう。ご自身が苦痛にならないためにも、友人付き合いを続けるために時には断る勇気も持ってくださいね。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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