会議などでうまくしゃべることができない
私は会議や話し合いなど、たくさんの人がいる前でうまくしゃべることができません。緊張し、うまく自分の意見を言えなかったり、反論されると自分を否定されたような気持ちになり、意見を通すことができなくなります。がんばってはいるのですが、本番に弱く嫌になります。少しずつでも改善していきたいです。
男性/30代
2021/12/21
ご相談を拝見して、入社されて数年が経ち、会議や話し合いに参加する機会が増える立場になられたと想像しました。また、少し緊張しやすく心配性な部分がありながらも真面目にコツコツと働いていらっしゃる姿を想像しましたが、いかがでしょうか。
社内で30代の社員ともなると、20代までとは異なり難易度の高い業務やマネジメント力を求められる場面が増えてきます。あなたにとっては、苦手なことをせざるを得なくてプレッシャーに感じることが増えてしまったようですが、見方を変えると会社から期待されている・会社の中核を担ってほしい人材であるようですね。
そして、新しい役割や立場になじむための過渡期を過ごしているようにもお見受けしました。実感としては、慣れないことの連続で充実感よりも疲労感が先立ってしまうでしょうが、場数を踏むことで慣れていくこともあります。少し楽天的な視点を持って取り組んでみませんか。
実際の場面で自分の発言がうまくいかないと自信をそがれてしまいますが、自分が否定されていると最初から思い込まずに、あなたの発言に対してどのような質問や意見が出されるかを想定し、答えを準備して会議に望まれてはいかがでしょうか。つまり、あれこれ不安になることは悪いことではなく、むしろ自分を守るために必要なものであり、リハーサルなどの事前準備で不安の種をカバーすることができると思うことができれば、“本番に弱い自分”というイメージとも折り合いをつけて働くことができるという考え方です。この試みは最初からうまくいくとは限りませんが、回を重ねるごとに身についていくでしょう。そして、うまくいったならばその成功体験があなたの自信につながっていくことでしょう。少しずつでも改善していきたいというあなたの思いを心の拠り所に、できるところから試してみませんか。
そして、仕事のことを熱心に考えることは社会人として大切なことですが、仕事が終わってからも考え続けるのは良し悪しですから、仕事から解放されてリラックスする時間とメリハリをつけてください。なぜなら、プライベートの充実した時間が、あなたがよい仕事をする原動力になるからです。将来、現在の姿を振り返ったときに「昔は会議で緊張していたこともあったよな」と思い返せるあなたの姿を期待しております。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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