赤血球凝集抑制試験(HI法)

最終編集日:2022/7/29

体内のウイルス抗体量を測定する検査のひとつです。特定のウイルスは、ヒトや動物の赤血球の凝集(散らばっているものが固まる)を起こす性質をもっており、その性質を利用して抗体を測定します。血清を一定の倍数で希釈していき、どの倍数まで凝集が抑制されていたかで、抗体量を判定します。


この検査でわかること

採血により、麻疹、風疹、インフルエンザウイルスなどの抗体価測定に用いられます。抗体があると、ウイルスが抗体と結合して赤血球の凝集が抑制されるため、凝集の有無や程度により、抗体量がわかります。

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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