DXA法

最終編集日:2022/7/29

DXA(Dual energy X-ray Absorptiometry:デキサ)とは、2種類の異なるエネルギーのX線を測定部位に照射し、骨密度、骨の強度を調べる検査方法です。骨の強度を示す骨量の測定方法にはいくつかありますが、精度が高く、放射線の被曝量が少ないDXA法(DEXA法)は、もっとも信頼性の高い測定法とされています。全身のどの部位からの測定も可能ですが、骨粗鬆症を診断するには、大腿骨近位部(脚の付け根)、腰椎(腰まわり)が適しています。検査時間は15分ほどです。


この検査でわかること

1㎤あたりの骨量(g/㎤)から骨密度がわかります。骨密度は、20~44歳の成人骨密度を100%とした場合に自分はその何%にあたるかで示され、これをYAM(Young Adult Mean:若年成人平均)値といいます。おもに骨粗鬆症の診断や骨折のリスクを評価する際に行われます。


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監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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