PWV(脈波伝播速度)
最終編集日:2022/7/29
PWV(Pulse Wave Velocity)は、血管の硬さを調べる検査です。心臓から押し出された血液が動脈を伝わっていくスピードを測定することで、血管の壁の硬さや詰まり具合を調べます。ベッドに仰向けになり、両うで、両足首に血圧計(マンシェット)を巻いて測定します。所要時間は3~5分です。
検査でわかること
血管の壁が硬いほど拍動は早く伝わるので、硬くなっている場所や程度を推測できます。数値が高いほど血管の壁が硬くなっていることを示します。動脈硬化の程度がわかる検査です。
基準値
1400 cm/s未満
(日本循環器学会)
※ただし、年齢、血圧などにより変動が大きい
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監修
寺下医学事務所 医学博士
寺下謙三
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