血清シスタチンC
最終編集日:2022/7/29
血清シスタチンCは、血中のたんぱく質のひとつで、採血により腎臓が正常に働いているかどうかをみる検査項目です。軽度の腎機能障害でも数値(濃度)が上昇するので、早期診断に役立ちます。
一般的な健康診断では、腎臓の働き具合を知るためにクレアチニンを測定しますが、その数値に腎機能低下の疑いがある場合、追加検査として血清シスタチンCの測定が行われます。
血清シスタチンCは、からだの筋肉量に影響されるクレアチニン値と異なり、筋肉量の影響を受けにくいので、性別や体格、栄養状態に関係なく、より正確に腎臓の状態を知ることができます。
監修
寺下医学事務所 医学博士
寺下謙三
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