赤沈(血沈、赤血球沈降速度)

最終編集日:2022/7/29

赤沈は、1時間で赤血球がどれくらい沈むかを測定する検査で、血沈あるいや赤血球沈降速度とも呼ばれます。体内に炎症などの異常があるかを調べる検査です。


検査でわかること

検査は、採血した血液と抗凝固剤を混ぜ、それを専用のガラス管に入れて行います。血液中の赤血球はだんだん底に沈んで血漿と分離されるので、1時間後に赤血球が何mm沈んだかを読みとります。数値が高い場合は、炎症や血液成分の異常などが疑われますが、この検査だけで病気を特定することはできず、精密検査が必要です。
最近は、他の検査方法が採用されることが多く、行われる機会は減っています。


基準値

男性 2~10 mm/1h
女性 3~15 mm/1h
出典:臨床検査基準値一覧(国立がん研究センター中央病院 臨床検査部|2021年8月)


基準値より高い場合に疑われる病気

白血病、悪性腫瘍、肺炎、結核、気管支炎、梅毒、関節リウマチ、膠原病、貧血、消化器の病気など


基準値より低い場合に疑われる病気

多血症(赤血球増加症)など

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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