梅毒反応

最終編集日:2022/7/29

血液を採取して調べる梅毒の検査を梅毒反応といいます。梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌によってひき起こされる感染症で、性的な接触(皮膚や粘膜と直接接触すること)などでうつります。梅毒の感染の有無を確認する方法は、おもにRPR法に代表される脂質抗原検査とTPHA法に代表されるTP抗原に対する検査の2つがあります。


検査でわかること

RPRは梅毒以外の病気でも陽性となることがあり、梅毒の確定診断はできませんが、治療において、病気の変化、治療の進み具合の確認には適しています。一方、TPHAは梅毒の確定ができますが、完治しても陽性が出るため、治療の進捗状況を調べるには不適切です。梅毒は、2種類の検査が必須で、その検査結果を比較して、梅毒の感染がないか、あっても過去のものか、また現在、梅毒にかかっていて治療が必要かを判断します。


基準値

RPR・TPHA
いずれも陰性(-)
(日本性感染症学会 梅毒診療ガイド)


梅毒反応は、感染機会から3~6週間経過した後でなければ検査をしても陽性反応を示しません。6週間を経過してから受診するようにしましょう。

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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