母体血清マーカー検査(クアトロテスト)

最終編集日:2022/7/29

母体血清マーカー検査とは、採血で妊婦の血液中の4種類の成分「AFP」「非抱合型E3(uE3)」「hCG」「インヒビンA(Inhibin A)」を測定し、胎児が21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、開放性神経管欠損症である確率を予測する検査です。クアトロテストとも呼ばれています。
検査結果は4つの血液成分に加えて、日本人の基準値、年齢、体重、妊娠週数、家族歴、インスリン依存性糖尿病の有無といった因子が考慮されて確率で報告されます。カットオフ値と報告された確率を比較し、高いか低いかでスクリーニング陽性か陰性かを判断します。
この検査でわかるのはあくまでも確率です。確定診断は羊水染色体検査となります。
母体血清マーカー検査を受けるのに推奨される時期は、妊娠15週0日から17週頃までです。21週6日まで検査を受けられますが、結果が陽性の場合、その後に羊水検査を受けることを考えて、この時期が推奨されています。検査の時期が遅くなると、その後の羊水検査の確定診断を得たのちに、妊娠を継続するか否かの判断をすることができなくなる場合があります。
検査から結果までは10日から14日程度かかります。検査費用は全額自己負担で、医療機関によって異なりますが1万~2万円程度です。

監修

JR東京総合病院 産婦人科 医長

松浦宏美

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