B群連鎖球菌検査

最終編集日:2022/7/29

B群連鎖球菌(Group B Streptococcus:GBS)はありふれた細菌で、女性では腟や肛門周辺にいる常在菌の一種です。感染しても症状が出ないため、妊婦健診で感染が判明することが多くあります。
妊婦のからだに大きな影響はありませんが、分娩や破水時に母体から胎児に感染し、まれに新生児に重症の肺炎や敗血症、髄膜炎を発症することがあります(新生児GBS感染症)。
検査は妊娠後期(35~37週頃)に行います。検査方法は、綿棒で腟の入り口付近と肛門の周囲もしくは肛門内をぬぐい、培養検査で菌の有無を調べます。
陽性の場合、陣痛や破水で入院した後に抗生物質を点滴し分娩することで新生児GBS感染症の発症を1/20に抑えることができると考えられています。

監修

JR東京総合病院 産婦人科 医長

松浦宏美

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